二重窓は防犯に効果はあるのか?
住宅に侵入する泥棒の大半が、窓ガラスを破って侵入してくるそうです。もしそうなら、現在の我が家の防犯対策は間違っているのかもしれません。我が家の窓ガラスはごく普通の一枚ガラスです。厚みは5mmもないでしょう。わたしが見ても簡単に割れてしまうことが容易に想像できる窓ガラスです。
実は最近のことですが、ご近所が空き巣の被害にあってしまったのです。被害額がどれほどだったのかはわかりませんが、その家の子どもはわたしの同級生で、怖くて家に帰りたくないとぼやいていました。わたしだって空き巣が入った家で生活するのは、なんとなく気持ち悪いことくらい想像できます。
そんな事件もあって、近所でも話題になったせいでしょうか、我が家でも家族で相談して、この際防犯対策をしようじゃないかということになりました。
お父さんは家の周りに監視カメラを取りつけるのが良いと言いましたが、偽物はすぐに見破られるし本物は高くつく、なにより覆面していたら監視カメラがあっても効果がないんじゃないかということで却下になりました。
わたしは番犬を飼おうと言ったのですが、家族が全員留守にすることも多いのに、きちんと面倒が見られないという理由でボツになりました。
最後に母が、窓ガラスを防犯効果のあるものにするのはどうかと言い出しました。これは防犯カメラやホームセキュリティ契約をするよりも安く済みますし、効果もそれなりにあるのではないかというわけです。
しかしここでも問題がおきました。窓ガラスにも色んな種類があるのですが、果たして本当に防犯効果があるのはどれなのかわからないのです。母は二重窓が良いといいます。理由は窓を割って侵入する手間が二倍になるし、防音や断熱効果もあるからだそうです。父は防犯フィルムを挟み込んだペアガラスが良いと言います。
結局、次の日近所のガラス屋さんに相談に行きました。結果、我が家のベランダは防犯ペアガラスになりました。