友人の持つ高級なガラス細工を壊して絶縁された話

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私の友人は高級なアンティークを集めるのが趣味であることから、様々な珍しい品物を持っていました。これはそんな友人の家に招かれて行った時の話です。いや、最初に訂正をしておくとすれば元友人の家と言っておく方が良いでしょうか。この意味はこの話を進めて行くことで理解できると思います。

私がその友人の家に招かれる切っ掛けになったのは、私もまたアンティーク、特にガラスの製品に興味があったことでした。友人との会話の中でガラス製品が好きという話をしていると、その友人が「うちに珍しいものがあるので見に来てみればいいよ。」という言葉を私にかけてくれたのです。そして友人宅に招かれた当日、軽くお茶などを飲みながらアンティークに関する話で楽しんだ後に、例の高級なガラス製品を見せてもらうことになりました。問題はこのガラス製品を見せてもらうようになったここの部分から始まります。

友人から見せてもらったガラス製品は、素人の人が見ても分かるくらいに精巧に作られた高級なガラス細工であり、天使のフォルムが非常に丁寧に彫られこまれていました。これは凄いと思って、私は「ぜひ手にとらせてほしい。」と友人に頼み込んで、自分の手でその製品に触れ、そして間近で楽しもうとしたのです。しかし、友人からそのガラス細工を手渡された瞬間、何が起こったのかわかりませんが手から力が抜けてそのガラス細工が床の上へと一気に落ちて行きました。そしてそのガラス細工が壊れてしまったのです。この瞬間、私は何が起こったのか理解できませんでした。ただ、私以上に友人の方がこの状況を飲み込むことができなかったでしょう。

そして友人は私に対して何をやっているのかと問い詰めるように激怒し、今日は帰ってくれと言われてしまいました。その後、友人からメールが一通届き、大切なガラス細工を壊した私のことを許すことができないと告げられ、絶縁される結果になってしまったのです。

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