カビは意外とガラスにとって大きなトラブルの元

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化粧品の訪問販売の仕事をしていた時、元締めのお宅がカビ臭くて困ったことがあった。何しろ自分のお客さんに売る商品に、カビ臭がついてしまっているのだ。家主はその臭いの中で生活しているため気が付いていなかったのだが、外から入って行くとわかる。結局その元締めから他の元締めに替えてもらい、その元締めにお世話になったのはほんの数か月だったが、出入りしていた玄関横の小窓のガラスにも、びっしりとカビがついていたのが今でも忘れられない。

気密性の良い新しいマンション住まいの人は、逆に乾燥に悩まされるくらいだろうが、うちのように古いマンションや家の構造によっては、カビは身近な問題だ。特にカビは意外とガラスにとって大きなトラブルの元になっていると思う。年末になるとする大掃除の際も、北向きの寒い部屋の窓ガラスに、カビがびっしりついていて驚くことがある。よく見ると窓ガラスのカビは、ガラスと窓枠をつなぐ、パッキンの部分にもしっかり入り込んでいる。ガラスがすりガラスだったりするとカビに気が付きにくいが、放っておくといつの間にか、カーテンにまでカビがうつってしまっている。その部屋自体が湿っぽく、その部屋にある洋服ダンスから取り出す物も、なんとなく湿っている気がする。もしかしたら、外から入ってくる人には、昔出入りしていた化粧品の元締めの家のような臭いがしているのだろうか。

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気が付いた時に掃除をしているのだが、年々窓枠とガラスの間のパッキン部分が黒ずんでいく。窓ガラスの交換時期なのかもしれない。もし窓ガラスを交換するなら、できれば今度は、冬場でも結露しにくいガラスがいい。北側の外廊下に面しているから今はすりガラスなのだが、これだと汚れや結露に気が付きにくいから、次はすりガラスではないものを。以前ネットで目にした、外気と内部の気温差に左右されない複層ガラスというものを、うちの窓にも入れられるだろうか。

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